美髪のために大切!
≪プロ直伝≫ヘアブラシのお手入れ方法
≪プロ直伝≫ヘアブラシのお手入れ方法
ヘアブラシの根元に絡まったほこりや抜け毛を何とかしたい!けれど、お手入れ方法がよく分からない…という方も多いのではないでしょうか?
汚れが溜まったヘアブラシでは、ブラッシングの効果が発揮されないどころか、頭皮トラブルの原因になることがあります。
健やかな頭皮と美しいツヤ髪を目指すためにも、ヘアブラシの正しいお手入れ方法をマスターしましょう!
- ✓ヘアブラシのお手入れ頻度はどのくらい?
- ✓水洗いしてもいいの?
- ✓お手入れ時に気を付けたいポイントは?
お客様からお問い合わせの多いこれらのお悩みについて、ヘッドスパブラシの開発者、《オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子》が丁寧に解説します!
清潔なヘアブラシは美髪のカギ!
まずは、ヘアブラシを清潔に保つための2種類のお手入れ方法をご紹介します。
ラ・カスタでベストセラーのヘアブラシ「ヘッドスパブラシ」の開発者、《オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子》が、専用クリーナーを使ったお手入れのコツやポイントを交えて丁寧に解説します。
ラ・カスタ
オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子
ラ・カスタ 銀座本店でメインセラピストを務めながら、イベントやテレビ出演、NHKセミナーなど幅広く活躍。専属技術インストラクターとしての技術指導、専門知識の提供も行う。
お手入れの頻度
週1回、または毎日のブラッシング後
用意するもの
- ・専用クリーナー
- ・落ちた汚れを入れる容器(洗面器、ティッシュ、ゴミ箱など)
※こちらの記事では洗面器を使用。
STEP 1
専用クリーナーをブラシの根元にあて、絡まったほこりや抜け毛をかき出すように、縦や横、斜め、さまざまな角度からこするように動かします。
STEP 2
専用クリーナーに付着したほこりや髪の毛をとり除きながら、同じように何度か繰り返します。
お手入れの頻度
ヘアブラシの汚れやにおいが特にひどい場合のみ
用意するもの
- ・専用クリーナー
- ・お手持ちのシャンプー
- ・洗面器
- ・タオル
注意点
- ✓洗面台、またはお風呂場で洗います。
- ✓高温のお湯はヘアブラシを傷める原因になります。ぬるま湯をお使いください。
- ✓シャンプー剤以外は使用しないでください。
(泡立たないタイプのシャンプーは使用しないでください。) - ✓乾かす際にドライヤーは使用しないでください。
- ✓過度な水洗いはヘアブラシを傷めます。洗いすぎにはご注意ください。
STEP 1
洗面器などにシャンプー剤(10円玉大)を入れ、シャワーを勢いよくあて、水圧で泡立てます。
≪POINT≫
泡が足りない場合は、空気を含ませるように手で泡立てましょう。
STEP 2
ブラシ面に泡をのせ、少し時間を置き、ブラシの汚れを浮かせます。
その後、ブラシを斜め下に向けた状態で、縦や横、斜め、さまざまな角度から専用クリーナーでこすり、汚れをかきだします。
≪POINT≫
泡をのせた後、少し時間を置くことで、泡に汚れを吸着させることができます。何度も泡をのせながら汚れを落とすのがポイントです。
STEP 3
汚れが落ちたら洗面器にぬるま湯を入れ、ヘアブラシを浸しながら専用クリーナーでこすります。何度か繰り返した後、泡がなくなるまで流水でしっかりすすぎます。
≪POINT≫
豚毛や猪毛などの天然毛を高温で洗うと傷みの原因に。
水が冷たすぎても汚れが落ちにくいため、35℃~37℃のぬるま湯で洗い流すのがおすすめです。
STEP 4
ブラシをよく振って、空気穴からクッション内の水気を十分にきります。
タオルの上にブラシ面を下にして置き、風通しのよい場所で自然乾燥させましょう。
≪POINT≫
しっかり乾燥させないと雑菌が繁殖し、嫌なにおいの原因になることも。ヘアブラシをよく振って水気をきっておくのがポイントです。ドライヤーの使用や、タオルでゴシゴシこするのはNGです!
▶ 空気穴について
ヘッドスパブラシには、【空気穴】と呼ばれる小さな穴が2か所(植毛面の下部中央、ヘアブラシ上部)開いています。
ここからは、実際にお客様からよくいただくお手入れに関する疑問を‘Q&A形式’でご紹介。
《オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子》がお答えします!
Q.お手入れの頻度はどのくらいがおすすめですか?
A.基本のお手入れは週1回、または毎日のブラッシング後に都度行っていただくと、よりヘアブラシが長持ちします。
汚れが気になる場合のお手入れは、ヘアブラシの汚れやにおいが気になる場合のみ行いましょう。過度な水洗いはヘアブラシが傷む原因になりますので、ご注意ください。
Q.なぜシャンプーで洗う必要があるのですか?水洗いだけではいけませんか?
A.水洗いでもある程度のほこりや抜け毛は落とせますが、シャンプーを使うと、ブラシに付着している皮脂や角質を落とすことができるため、水だけで洗うより嫌なにおいまですっきりさせることができます。
Q.水洗いの後はどれくらい乾燥させる必要がありますか?
A.乾燥の目安はだいたい一晩です。ブラッシング前にヘアブラシを振って、水滴が出ないか確認するのがおすすめです。
ヘアブラシのお手入れは、美髪効果を引き出すだけでなく、ヘアブラシを長持ちさせることができます。
ヘアブラシに付着しているのは、一見ほこりや抜け毛だけのように見えますが、頭皮の皮脂や角質も付着しています。つまり、お手入れをせずヘアブラシを使い続けるということは、ブラッシングの度にほこり、皮脂、角質汚れが頭皮に付く可能性もあるのです!
皮脂や角質汚れは時間の経過とともに嫌なにおいを放ち、さらにはかゆみなどの頭皮トラブルを引き起こす場合もあります。これでは、美髪のためのブラッシングも本末転倒です。
見落としがちなヘアブラシのお手入れも、美髪を育む大切なケアのひとつです!
ブラッシングするだけで、ツヤ出し+頭皮マッサージ効果が得られるラ・カスタの定番ヘアブラシ「ヘッドスパブラシ」。
ツヤ出し+頭皮マッサージ効果の秘密は、短い豚毛と極細の長いナイロン毛をバランスよく配列した特製ミックス毛ブラシ。異なる2種の毛の相乗効果で、すべての髪質に適応した使用感を目指しました。
【豚毛】
豚毛に含まれる水分と油分で髪のキューティクルを整え、静電気を防止。
【ナイロン毛】
細長いナイロン毛が、頭皮に心地よい刺激を与えてマッサージ効果を発揮。
2011年の発売以来、ベストセラーを誇る人気アイテムとして、ギフトでも人気の高いヘアブラシです。
今回はヘアブラシのお手入れ方法についてお伝えしました。
ブラッシングにはいろいろな美髪効果が期待できるからこそ、清潔なヘアブラシで心地よくお手入れができるとよいですね。
お手入れの行き届いたピカピカのヘアブラシで、さらに美髪に磨きをかけてみてはいかがでしょうか?
ラ・カスタ
オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子
ラ・カスタ 銀座本店でメインセラピストを務めながら、イベントやテレビ出演、NHKセミナーなど幅広く活躍。専属技術インストラクターとしての技術指導、専門知識の提供も行う。