北欧、暮らしの道具店×ラ・カスタ

※このコンテンツは、株式会社クラシコムが運営するWebサイト「北欧、暮らしの道具店」に掲載いただいた記事を先方の許可を得て転載しています。

【なりたい髪に】白髪染めのダメージやパサつきがあっても。セレクトショップ店主・大坂さんの、自分に合うシャンプー選び

ライター 大野麻里

大坂 友紀子さん

年齢を重ねるにつれて、自分の顔やからだに、気になることが増えてきました。その代表的なひとつが「髪の毛」です。

ハリやコシが減ってぺしゃんとしたり、パサついてツヤがなくなったり。白髪とも向き合わなければならないし、思うように髪型がうまくまとまらない……。困ったなぁと思っても、改善策はなかなか見つからないことも。

東京・参宮橋でフランスの服や雑貨を扱うセレクトショップ「アバヌ」を営む大坂友紀子(おおさか・ゆきこ)さんも、そんな悩みをもつ一人でした。

白髪染めによるダメージや、頭皮トラブル、パサつきなど、小さな悩みを日々感じていたそうです。

ラ・カスタのシャンプー

「ラ・カスタ(La CASTA)」のアロマエステは、大人の髪悩みに寄り添うヘアケアを中心としたシリーズ。

サロン専売品メーカーの技術から誕生した日本生まれの製品で、心地よい香りと、髪の悩みに合わせて選べる豊富なラインナップが特長です。

今回は、大坂さんにラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストによるカウンセリングを受けていただき、適したヘアソープ(シャンプー)とヘアマスク(トリートメント)を教えてもらうことに。健やかでツヤのある髪をつくる、ヒントがありました。

髪型はファッションと同じくらい大事だから
フランスで買い付けてきた服

▲服はフランスで買い付けてきたものが多いそう

幼い頃から洋服が大好きで、いくつになっても年齢や流行にとらわれない自由なファッションを楽しんでいる大坂さん。最近、思いきって短くしたというショートヘアも、よくお似合いです。

大坂さん:
「以前は髪のくせを伸ばそう伸ばそうと考えていましたが、髪を短くしてからは自分のくせを受け入れられるように。少しウェットな質感のスタイリング剤をつけて、くしゃっとさせて、くせを生かしたスタイルを楽しんでいます」

大坂 友紀子さん

大坂さん:
「髪の悩みが出てきたのは、白髪が生え始めた30代後半ぐらいから。当時はボブや分け目をつけたスタイルだったので白髪が気になり始め、毛染めの回数が増えました。

2年前からは白髪が目立たないようにブリーチで一度ハイトーンにしてから色を入れているので、髪のダメージやパサつきが気になるようになりました。

髪の毛って、本当に大事ですよね。ファッションと同じぐらい印象の決め手になると思っています。髪がまとまらないと気分も落ち着かないし、なんだか楽しくないですし。

20代ならラフな感じもいいけれど、私の年代で髪がパサついていると老けて見える気がして。身近にいる素敵な方々を見て、髪にツヤがあってしっとりしていると、清潔感があって若々しく見えるなぁと思います」

シャンプーには気を遣っていたつもりでも…
もの選びに定評のある大坂さん

もの選びに定評のある大坂さんですから、これまでシャンプー選びにもそれなりにこだわりがありました。オーガニック系からサロン専売品までいろいろ試してきたものの、これという1本にはなかなか出合えなかったそう。

そこで、今回相談したのが、ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子さん。頭皮や髪の状態をカウンセリングして、どのヘアソープ&ヘアマスクを使うといいかを教えてもらいました。

頭皮や髪のカウンセリング

▲今回は特別に出張診断。通常はラ・カスタ直営店でスタッフによるカウンセリングが受けられます

大坂さん:
「最近はブリーチヘアの色もちをよくするシャンプーを使っていたら、頭皮にかさぶたのようなものができてしまって……。

シャンプーをあれこれ変えてもよくならず、最終的にはシャンプーの回数を2日に1回に減らして、お湯だけでしっかり洗う“湯洗い” をしていました。自分でもどうしたらいいか、分からなくなってしまったんです」

細川さん:
「健やかな髪のためには、頭皮や髪質に合ったシャンプー選びがすごく大切なんです。

たとえば、頭皮が乾燥しているのに洗浄力の強いシャンプーで洗っていると乾燥が進み、フケやかゆみが出たり、抜け毛の原因につながる可能性が。

逆に、頭皮が脂性肌の人がやさしい洗浄力のシャンプーを使っていると、油分が取りきれなくて、それがにおいや炎症、頭皮湿疹を起こすこともあります」

植物

細川さん:
「肌と同様、髪や頭皮の状態も年齢や体調、季節によって変わります。そのため、何年も使い続けているシャンプーが、じつはいまの自分に合っていないという人も少なくありません。

スコープで拝見すると、大坂さんの頭皮は少し赤みを帯びていて血行不良ぎみ。睡眠不足や目の疲れが頭皮に表れていますね。お湯だけではやはり毛穴に詰まった汚れまで落とせないので、シャンプーは毎日使っていただくことをおすすめします」

ラ・カスタのアロマエステ シリーズ 選び方ガイド

▲ラ・カスタのアロマエステ シリーズは全部で6種類。このなかから自分に合う1本を探します

白髪染めのダメージケアにピッタリなシリーズは?
頭皮や髪のカウンセリング

カウンセリングの結果、大坂さんが指摘されたのは “見えない頭皮の乾燥” でした。

細川さん:
「頭皮に横線が見えたのですが、それは乾燥の初期サイン。表面はうるおっているように見えても、奥の方の皮膚が乾燥してきているので保湿を意識しましょう。

髪の毛も乾燥タイプなので、水分を閉じ込めるともっとツヤが出ると思います。毛髪の主成分は80%以上がタンパク質で、あとは水分や油分、亜鉛、ビタミンなど。トリートメント効果の高いヘアマスクでしっかりケアをすると、ダメージ部分を補修できます」

ラ・カスタのヘアソープ、ヘアマスク

▲ローズやゼラニウムを配合した香りの35シリーズ(左)と、みずみずしいフローラルハーブの香りの16シリーズ(右)

最終的に大坂さんにおすすめされたのは、カラーダメージヘア用の「16シリーズ」と、しっとりさせる「35シリーズ」の2種類。

16シリーズ」は植物の力で、染めたての美しい髪を保つそう。ほかのシリーズよりも、きめが細かくつぶれにくい “マイクロ泡” で、シャンプーしたときの髪同士の摩擦ダメージが起こりにくい設計です。

35シリーズ」は、とにかくしっとり感を出したい人向け。パサつきを抑え、ツヤのある髪をかなえます。ハーブエキスで毛髪を保護し、毛先までうるおいのある美しい髪に。

フラワー

ヘアカラー剤に含まれる染料は髪に定着するまでに時間がかかるため、カラーリング直後のデリケートな状態では染料が流れ出やすいそう。そのため、染めてから1~2週間はカラーヘア用の「16シリーズ」を使うのがおすすめとのこと。

その後は「35シリーズ」を使うことで、髪の乾燥を防げると細川さんからアドバイス。大坂さんには2種類を約1か月間、使っていただきました。

約1か月使ってみて、扱いやすい髪質に
大坂さんと愛猫シャー

▲大坂家の癒しの存在、愛猫シャーたんと

さて、大坂さんが実際に使ってみた使用感は……?

大坂さん:
16シリーズもよかったですが、色持ちよりも乾燥が気になっていたので、個人的には35シリーズが好みでした。すごくしっとりしますね。

髪が広がらず、ウェーブがほどよく出て、スタイリングしやすいです。ヘアマスクはしっかりお湯ですすいでも、ギシギシ感がなくてうるおい感が残ります。

娘たちも気に入って一緒に使っているのですが、少量でも泡立ちがよいので、シャンプーの減りが遅いのも助かっています」

ラ・カスタのヘッドスパ バスタイムブラシ

▲ラ・カスタのヘッドスパ バスタイムブラシ。太さの違うピンが頭皮にフィット

大坂さん:
「細川さんに教えていただいたとおり、ブラシを使ってマッサージをするようにシャンプーをしているのですが、これがすごく気持ちいい。ラ・カスタの香りのよさも相まって自分をいたわってあげている感じもしますし、血流もよくなって一石二鳥です。

ブラシのおかげで後頭部や耳の後ろまで洗い残しがなくなり、しっかり洗えている気がします。このシャンプーだと頭皮のトラブルも気になりません」

おしゃれは、いくつになってもあきらめなくていい
大坂 友紀子さん

年齢を重ねると、なんとなくあきらめてしまうことが増えるように思います。

けれども「これでいいや」とせず、「これがいいな」と自分の好きな髪型やファッションをめいっぱい楽しむ大坂さんは、健やかでポジティブなオーラにあふれていました。

その素敵な姿には、髪が健康的できれいなことが一役買っていたのも確かです。白髪が増えてきても、急に髪質が変わっても。自分の変化を受け入れて、自分に合ったケアの仕方を知ることで、「なりたい髪」に近づくことは難しくないのかもしれません。

まずは「トライアルセット」で1週間お試しを
「アロマエステ シリーズ」のトライアルセット

ラ・カスタ公式オンラインショップ限定で、「アロマエステ シリーズ」のお得なトライアルセット(7日分)が用意されています。

大坂さんが使用されていた「16シリーズ」「35シリーズ」を含む、髪悩みや理想の仕上がりに合わせた6種類から選べます。この機会にぜひお試しください。

▼公式オンラインショップ限定。お得なトライアルセットの詳細・購入はこちら

ラ・カスタ「トライアルセット」の詳細・購入はこちらから

【写真】清永洋

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大坂 友紀子さん

大坂 友紀子

東京都生まれ。服飾の専門学校を卒業後、インポートのセレクトショップで事務職に就いた後、美容院に従事。結婚・出産を経て専業主婦時代の2005年に「代官山honorè」をオープン。2006年に「havane」に店名を改め、2009年に参宮橋に移転。フランスものを中心とした洋服や小物のセレクトに定評がある。店内にカフェスペースも設け、月に数度のイベント開催も。