]スペシャルコンテンツ | 2022.08.20
髪の毛のうねり、なぜ起きる?
加齢が原因?その対策をピックアップ!
加齢が原因?その対策をピックアップ!
「最近、髪型がキマらない…」「若い頃はストレートだったのに、うねりやくせ毛が増えてきたような…」こんな髪質の変化に戸惑っていませんか?
加齢によるうねりの原因や対策について、ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子が解説します。
イベントやテレビ出演、NHKセミナーなど幅広く活躍。
専属技術インストラクターとしての技術指導、専門知識の提供も行う。
40代以降、髪のうねりが目立つようになってきたという声をよく聞きます。
10〜20代の頃よりうねり毛が気になりはじめ、白髪もちらほら…。白髪をカバーするために、カラーリングの回数が増えた方も多いのではないでしょうか。
若い頃より髪にツヤがなくなったと感じることが増え、髪のゴワつきやうねりが気になる方は、頻繁な白髪染めやカラーリングで髪に負担がかかっている可能性も考えられます。
もともとストレートだったのに「年齢とともにくせが出てきた」「不規則に細かくうねった毛の割合が増えてきた」という場合は、加齢による髪質の変化が原因かもしれません。
うねりは、髪内部の細胞の偏りによって起こるといわれていますが、その詳しい仕組みは解明されていません。
加齢による髪質の変化については、まだ解明されていないことも多いのですが、原因としては以下の4つが考えられています。
頭皮の衰えなどによって、毛穴が楕円形に歪みます。さらに頭皮の下にある毛包(髪の毛が生えてくる通り道)も歪んでしまいます。
一般的に健康な髪の毛は、毛根から毛包を通って真っ直ぐ生えます。
しかし、毛包が歪んでいると、表面に出てきた髪の毛があちこち違う方向を向いてしまい、うねりが出やすくなります。
コルテックス細胞とは、髪表面のキューティクルの内側にある細胞です。
パーマやカラーはコルテックス細胞に働きかけ、髪の形や色を変えます。そのため、長年パーマやカラーを繰り返してきた髪の毛では、コルテックス細胞に影響が出て、うねりが増長しやすくなってしまうのです。
40代頃から白髪染めの頻度が増えることも、うねりに拍車をかける原因のひとつなのかもしれません。
年齢を重ねると、肌と同じように、髪や頭皮でも水分量や皮脂分泌量が減っていきます。
保湿力が弱まると、髪内部と髪表面、それぞれの水分バランスに偏りが生じやすくなり、うねりが出やすくなります。
「エストロゲン」は、髪の毛の成長に関わり、美しいハリやツヤを保つ女性ホルモンです。
しかし妊娠や出産、更年期には、ホルモンバランスが崩れやすくなるため、うねりなどの髪質の変化を感じる場合があります。
加齢によるうねり対策5選
ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子が、うねり対策をご紹介します。
気になるうねり・くせ毛は、毎日のシャンプーを見直すことで解決できるかもしれません。
おすすめはしっとりやさしく洗い上げるアミノ酸系シャンプーです。
ラ・カスタの「うねり・くせ毛」が気になる方のための「アロマエステ 11シリーズ」は、保湿や毛髪補修成分など、6つの植物成分を独自に複合したL-SSコンプレックス(毛髪地肌保護成分)配合のアミノ酸系シャンプー。
うねりやくせ毛が気になる髪1本1本をうるおいで満たし、素直でするんとした美髪へ導きます。
パーマや白髪染めを頻繁に行う方には、「集中トリートメント」をプラスするのもおすすめです。
「加水分解エンドウタンパク」など、ダメージを効果的に補修できる植物性タンパク質が含まれているアイテムがおすすめです。
頭皮マッサージをすると、血行が促進され、毛根に栄養が行き渡り、健康な髪が生えやすい頭皮環境に整います。
毎日手軽にできるシャンプー時のマッサージがおすすめです。
やり方は簡単!しっかりシャンプーを泡立てたら、毛穴に詰まった汚れをかき出すように意識して、両手の指のはら全体でしっかり頭皮をつかむようにジグザグ動かしましょう。
頭頂部へ向かってリフトアップを意識しながら、頭全体をしっかりもみほぐします。
心地よい力加減で、ゆっくりと大きく動かしてください。
神経をやわらげるツボが集まる側頭部(耳の上)を、両手のひらで上に引き上げながら圧迫します。
心の中で3つ数え、ゆっくり力を抜きましょう。
濡れた髪はキューティクルが開いた状態のため、とても無防備。さらに水分も流出しやすくなっているので、水分バランスも偏りがちです。シャンプー後は必ずドライヤーで乾かしましょう。
お風呂上がりにタオルドライでしっかり水気を取っておくと、ドライヤーの時間短縮に繋がりますよ。
ストレス・睡眠不足・過剰なダイエット・偏った食生活を見直して、ホルモンバランスの乱れを整えることも大切です。
バランスのよい食事を心がけ、たっぷり睡眠をとりましょう。ゆっくりとお風呂に浸かる、適度な運動をするのもおすすめです。
オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子
毎日のケアを見直して、うねりに負けない髪を育みましょう!