約8割は「髪の老化」に悩んでいた!髪や頭皮の正しいエイジングケア、「いつから」「何を」始めるべき?

年齢を重ねる中、「髪のうねりが気になる」「いつからか抜け毛が増えてきた」「頭皮ケアが必要?」「エイジングケアのシャンプーを使った方がいいの?」など、悩みや不安を抱える方は少なくないはず。
そこで今回は、全国の女性400人を対象に「髪のエイジングケア方法」についてアンケート調査を実施しました。あなたの髪を健やかに保ち、いきいき輝き続けるためのヒントにしてみませんか?

約8割の女性が「髪の老化」を実感。
タイミングは「平均42歳」

全国の20代~60代の女性400名を対象に「髪の老化(エイジング)を実感していますか?」という質問をしたところ、「老化を実感している」(78.0%)と回答した人が全体の約8割を占めていました。
また、「老化を実感している」と回答した人に、「髪の老化が発生し始めたタイミング」について聞いた結果、平均42歳となっています。髪のエイジング実感年齢は「42歳」と言えるかもしれません。

ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子

ラ・カスタ
オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子

ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子

髪の老化を実感する平均年齢が「42歳」となっていますが、一般的には初期のエイジングサインを感じやすいのは30代前半で、実際に悩みが出始めるのは30代後半と言われています。

髪の老化のサインはこのようなものが挙げられます。

  • ・白髪が増えてきた
  • ・うねりがでてきた気がする
  • ・髪が細くなってきた気がする
  • ・毛量が減った気がする

髪のエイジングケアを始める
平均年齢は「45歳」。
変化を実感後に対処している?

「髪のエイジングケアに取り組み始めたタイミング」は、「30代」が28.5%、「40代」が25.1%、平均は「45歳」という結果となりました。30~40代のうちにスタートした人が過半数を占めているようです。

先に紹介した通り、髪のエイジング実感年齢が「42歳」であることを踏まえると、早い人では30代から取り組み、先回りでエイジング予防をしている様子がうかがえます。一方、40代の場合は、多くの人が髪のエイジングを実感する時期であり、エイジングケアをスタートする平均年齢も「45歳」であることから、自身の髪に何らかの変化を感じてから対処するケースが多いと言えるでしょう。

ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子

ラ・カスタ
オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子

ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子

髪のエイジングケアを始める平均年齢が「45歳」ということは、髪の老化をかなり強く実感されてからのように感じます。
髪の老化に気付いてからではなく、30代からしっかりエイジングケアを始めることで予防につなげることができます。

3人に1人は
「抜け毛」「うねり・くせ毛」に悩んでいる。
40代は約4割のお悩みに

「髪のエイジングで悩んでいること」で、最も多いものは「白髪が増えた」(71.8%)で、7割超の回答率となっています。また、「抜け毛が増えた」(31.7%)、「うねりやくせ毛が増えた」(31.7%)は、それぞれ3割超という結果に。女性の3人に1人は、抜け毛やうねり、くせ毛など、これまでとは違う髪の変化に悩みを抱えていることがわかりました。

また、各年代別にデータをみると、「白髪」に悩む人は60代が最も多く83.5%、「抜け毛」は50代が最も多く40.5%、「うねりやくせ毛」は40代が最も多く38.7%となっています。40代に髪のエイジングが始まり、これまでにない変化に気づき、老化のサインを感じて悩む人は少なくないと言えそうです。

一方、「パサついてきた」(26.9%)、「毛量が減ってきた」(21.2%)、「細くなってきた」(20.2%)、「ハリやコシがなくなってきた」(18.9%)などについても、全体の2割前後の人が悩みを抱えています。以前に比べて、まとまらない髪やボリュームのない髪を実感し、髪や頭皮の変化に不安を感じている人も少なくないと言えるでしょう。

ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子

ラ・カスタ
オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子

ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト
細川 ひろ子

シャンプー時やドライヤー時に実感する、「抜け毛」についてはいくつかの原因が考えられます。

抜け毛の主な原因
  • ・年齢と共に代謝が落ちることによる血行不良
  • ・ホルモンバランスの乱れ
  • ・頭皮の皮脂量の低下(乾燥)
  • ・白髪染めなどを繰り返すことによる薬剤ダメージ
  • ・紫外線を浴びることによる頭皮の炎症
  • さらに、以下は「うねり」や「くせ毛」の原因としても考えられます。

    うねり・くせ毛の主な原因
  • ・年齢による頭皮のたるみや毛穴のゆがみ
  • ・白髪染めなどの薬剤や生活習慣(ドライヤーや紫外線)による髪内部のタンパク質や水分の不足
  • 約半数が
    「悩みに応じたシャンプー・トリートメント」で
    エイジングケアしている

    髪や頭皮に悩みを抱えている女性たちは、その解消のために、どのようなエイジングケアに取り組んでいるのでしょうか?

    現在取り組んでいる「髪や頭皮のエイジングケア」について聞いたところ、「白髪を染めている」(45.7%)がトップである一方、ケアについては「悩みに応じたシャンプー・トリートメントを使用している」(33.8%)が最も多い結果となりました。3割超の人がシャンプーやトリートメントでエイジングケアをおこなっていることがわかりました。
    さらに「洗い流さないトリートメント(ヘアオイル等)を使用している」(23.8%)と回答した人が全体の2割超となっています。

    一方、「育毛剤や発毛剤を使用」(29.1%)、「頭皮ケア(スキャルプケア)をしている」(23.8%)など、頭皮のケアをしている人については、全体の5割超を占めていました。全体の半数近くはエイジングの悩み解消のために何らかの対策に取り組んでいます。
    また、「ブラッシング」(16.6%)によるケアで老化対策している人も全体の1割超を占めていました。

    ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子

    ラ・カスタ
    オフィシャル ヘッドセラピスト

    細川 ひろ子

    ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト
    細川 ひろ子

    忙しい女性にとっては、シャンプー・トリートメント以外の工程が1つ増えるだけで、面倒に感じてしまう可能性があります。
    そのため、日々使用するシャンプー・トリートメントを「エイジングケア用に置き換えること」が1番近道で、効率がよいかもしれません。 とは言え、年齢と共に「これまでのシャンプー・トリートメントだけでは対策しきれていない」ということに気づいている方も少なくはないでしょう。

    どんなによいシャンプー・トリートメントを使っても、使い方を間違えていたり、使用量が少なかったり、一般的には「よい」とされている製品が自分の頭皮の状態や髪質に合っていなかったりするケースもあります。

    また、自分に合った製品を使いきちんと対策しているけれど、年齢と共に頭皮と髪の悩みが増える一方と感じている方も多いはず。シャンプー・トリートメントだけでは補いきれなくなってきていることの現れのため、頭皮ケアとヘアケアの両方がとても大切になってくる時期と言えます。

    シャンプー・トリートメントを
    選択する際のポイント第1位は「頭皮ケア」

    多くの人が使用している髪や頭皮のエイジング対策製品ですが、それぞれどのようなポイントで選んでいるのでしょうか?

    まず、「エイジングケアシャンプー・トリートメント選びのポイント」については、「頭皮ケア」(52.0%)がトップで、過半数を占めていました。
    シャンプー・トリートメントをしながら頭皮ケアもできることを最も重視しているようです。

    さらに「髪の傷みの補修効果」(38.7%)、「パサつきを抑える」(34.7%)という点も3割超の回答率となっています。また、エイジングケアの効果を期待するだけでなく、「やさしい洗浄成分」(22.7%)を選ぶポイントとしている人も2割超いました。日々の洗髪で髪や頭皮に刺激を与えすぎないように配慮していると言えるでしょう。

    一方、「洗い流さないトリートメント(ヘアオイル等)選びのポイント」では、「髪の傷みの補修効果」(63.2%)を重視している人が特に多く、全体の6割超となっています。
    さらに、「ツヤが出る」(48.5%)、「ベタつかない」(44.1%)、「まとまりやすい」(38.2%)、「サラサラになる」(35.3%)など、髪や頭皮を理想の仕上がりにできることをポイントとする人も多くいるようです。

    また、「頭皮ケア(スキャルプケア)選びのポイント」としては、「刺激が少なく頭皮にやさしい」(60.6%)、「抜け毛予防・育毛効果がある」(59.1%)という点を重視する人が約6割となっています。
    「頭皮のベタつきやフケ・かゆみを抑える」(36.4%)、「薬用成分が配合されている」(30.3%)、「オーガニック・ナチュラル成分が配合されている」(25.8%)といった点をポイントとする人もいました。
    期待する効果に加え、配合されている成分も重視して、頭皮をよりよい状態にキープできるものを選ぶ傾向があるようです。

    ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子

    ラ・カスタ
    オフィシャル ヘッドセラピスト
    細川 ひろ子

    ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト
    細川 ひろ子

    毎日使用するものだからこそ、エイジングケアを考えた正しい製品を選ぶことが重要です。

    シャンプーに関しては今の自分の頭皮状態に合っている製品かどうかがポイントとなります。
    また、シャンプーに加えて、頭皮ケア(スキャルプケア)として頭皮用のローションや美容液の併用による保湿もおすすめです。
    白髪や抜け毛のお悩みは、毛根を丈夫にするために頭皮マッサージやクッションブラシで丁寧なブラッシングをおこなうことが効果的です。

    トリートメントに関しては今の自分の髪質に合っている製品かどうかがポイントとなります。
    例えば、髪のうねりは髪内部の80%を占めるタンパク質が影響するため、表面だけでなく髪内部にもアプローチすることが大切です。
    さらに、水分と油分のバランスを整える髪用の化粧水や美容液を正しい使い方で併用したり、朝は油分を与えることが出来る獣毛ブラシでのブラッシングもおすすめです。

    今回の調査では、髪の老化の実感年齢は「42歳」、髪のエイジングケアをスタートするタイミングは「45歳」ということがわかりました。早いうちから予防に取り組んでいる人もいる一方、変化を実感し、悩みを解消するためにエイジングケアを始める人が多くを占めていることがわかりました。

    3人に1人は「抜け毛」「うねり・くせ毛」が増えたことに悩んでおり、悩みに応じたシャンプー・トリートメントなどでエイジングケアすることで対処している人も多くみられました。また、抜け毛や髪のボリューム感に悩み、頭皮のエイジングケアをしている人も5割前後を占めていました。

    髪のエイジングケアでは、「悩みに応じた適切なケア方法」を見つけ、日々、積み重ねていくことが重要です。最適な製品選びをすることに加え、効果を出すための「正しい使い方」をしっかり把握することが大事です。

    まずは、あなたのお悩みを解消するためにどんな対策方法やケア製品があるのかを知り、自分に合うものを選択しましょう。毎日、正しいエイジングケアを続けていくことこそが、あなたの髪をいきいきと輝かせるための近道になるでしょう。

    監修者プロフィール

    ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト細川 ひろ子

    ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピスト 細川 ひろ子

    毛髪診断士指導講師、毛髪技能士。
    ラ・カスタ 銀座本店でメインセラピストを務めながら、イベントやテレビ出演、NHKセミナーなど幅広く活躍。

    ラ・カスタの最高峰 エイジングヘアケア*

    髪と頭皮に植物の力と機能性で挑む

    ラ・カスタは、現代女性の髪と頭皮の悩みを、長年に亘って研究し続けてきました。
    独自に見出したのは、ハリ・コシ不足、うねりやツヤの低下など、複合的に重なりあう髪と頭皮のエイジングサインに、「植物の力と機能性」で挑むソリューションです。
    毎日のスキンケアから美しい肌が保たれるように、髪と頭皮にもスキンケア発想でのお手入れを。

    *エイジングヘアケア:年齢に応じたケア

    Aroma Revita
    アロマ リヴァイタ

    調査概要

    調査期間:2023年8月1日~8月3日
    調査方法:インターネットリサーチ
    調査対象:髪や頭皮に悩みがある30~60代の女性100名(計400名)