スペシャルコンテンツ | 2022.06.17
シャンプーをモコモコに泡立てる方法とは?
美容室ではモコモコの泡でしっかり洗ってもらえるのに、自宅だとシャンプーの泡立ちが物足りないと感じることはありませんか?
実はモコモコの泡でシャンプーすると、髪と頭皮にうれしい効果が期待できるんです。
そこで今回は、モコモコ泡を自宅でつくるコツを、ラ・カスタ オフィシャル ヘッドセラピストの細川ひろ子が解説します。
イベントやテレビ出演、NHKセミナーなど幅広く活躍。
専属技術インストラクターとしての技術指導、専門知識の提供も行う。
シャンプーがなかなか泡立たず、つい何度もシャンプーを足してしまった経験はありませんか?
意外と見落としてしまうのが、一度で使用するシャンプーの量。たっぷり泡立てたいからといってシャンプーの出しすぎには注意!
シャンプーの使用量が多すぎると、皮脂を取り去りすぎて頭皮が乾燥し、かゆみなどのトラブルを招く恐れもあります。
ラ・カスタがおすすめしているシャンプーの使用量は、以下のとおりです。
汚れ具合や髪の長さ、量に合わせて調整してください。
髪の長さ | 使用量 |
---|---|
ショート | 100円玉位 |
ミディアム | 500円玉位 |
ロング | 500円玉の1.5~2個位 |
ここからは、適量のシャンプーでモコモコに泡立てるためのコツと正しいシャンプー方法をご紹介します。
髪が乾いた状態で、シャンプー前にブラッシングを行いましょう。
シャンプー前のブラッシングは、髪に付着したほこりや汚れ、頭皮の古くなった角質を浮きやすくします。このひと手間でシャンプーの泡立ちがアップし、汚れが落ちやすくなります。
さらに、頭皮に心地よい刺激を与えるブラッシングには、血行をスムーズにする効果があります。髪にハリ・コシが欲しい方、抜け毛が気になる方は、ぜひシャンプー前のブラッシングをお試しください。
すぐにシャンプーをつけるのではなく、「少し長いかな?」と感じるくらい、ぬるま湯で髪と頭皮全体をしっかりとすすぐ「予洗い」をします。
熱いと頭皮が乾燥するので、35~37℃くらいのぬるま湯がおすすめです。
予洗いの段階で、7~8割の汚れを落とすイメージで、頭皮にぬるま湯を当てるよう意識しながら、皮脂汚れやスタイリング剤をしっかり洗い流しておきましょう。
このひと手間で、シャンプーの泡立ちが格段にアップ!
シャンプー剤を直接頭につけるのではなく、手の平でシャンプーを泡立ててから頭にのせるのがポイントです。
髪全体に空気を含ませるように泡立て、心地よい力加減で頭皮を全体的に洗います。
頭皮を傷つけないように、指のはらを使いましょう。
もっちりとしたモコモコ泡をのせたまま、1~2分ほど時間を置きましょう。
頭皮にはたくさんのツボがあるので、泡パック中に頭皮マッサージをして過ごすと、リラックス効果が得られますよ。
すすぎはたっぷり時間をかけましょう。シャンプーよりも、すすぎに時間をかけることがポイントです。特に耳のうしろと頭頂部はすすぎ残しが多い部分なので要注意!頭皮をしっかりすすぎましょう。
オフィシャル ヘッドセラピスト細川 ひろ子