Interview02
山岳ランナー・上田瑠偉と
「エーデルワイス」が
共鳴する理由
プロ山岳ランナー上田瑠偉さんRuy Ueda

長野県大町市出身。幼少期から山に親しみ、本格的にトレイルランニングの世界へ。デビュー戦での大会新記録優勝を皮切りに、現在まで国内主要大会で50勝以上、19の大会新記録を樹立。圧倒的なスピードと登坂力を武器に、自然への敬意を忘れない独自のスタイルで世界の嶺を駆け抜ける、日本を代表するトップアスリート。

標高2,000メートルを超える岩肌の隙間に、ひっそりと、けれど確かな存在感を放って咲く花があります。「アルプスの女王」と称される、エーデルワイス。強い紫外線や激しい寒暖差という過酷な環境下で、白く清らかな花を咲かせるその圧倒的な生命力は、世界の山々を駆け抜けるプロ山岳ランナー・上田瑠偉さんの姿に、どこか重なります。
そんなエーデルワイスが国内で大切に栽培されている「ラ・カスタ ナーセリー」へと、上田さんが足を運びました。自らの足で山を走るからこそ深く共鳴する、エーデルワイスが秘める真の美しさ。故郷である長野県大町への想い、そして山と向き合う日々に寄り添う「エーデルワイス」シリーズの魅力について、お話を伺いました。
01_スイスの山頂で目にした
エーデルワイスの生命力厳しさと美しさは表裏一体
過酷な環境に息づく生命の輝き
プロ山岳ランナーとして活動される中で、上田さんが感じる「山の魅力」とはどこにありますか?
一番は、五感のすべてを使って自然を味わえるところです。高山植物の可憐な香り、獣のにおい、鳥の声、木の根や落ち葉の感触。アスファルトの上では決して味わえないものが、山には溢れています。きつい登りの先にある山頂から見る絶景というご褒美や、フィニッシュラインを越えた時の達成感。一度のランで何度も心満たされるのが、トレイルランニングの醍醐味ですね。
100kmを超えるような過酷なレース中、心が折れそうになる瞬間はどう乗り越えているのでしょうか。
もちろん、つらい瞬間はたくさんあります。でも経験を積む中で「この苦しい波さえ耐えれば、また復活できる」という感覚がつかめるようになりました。あとは応援してくれる方々や家族、仲間の存在ですね。彼らの想いを背負っていると思うと、自然と前へ進む力が湧いてくるんです。
上田さんは実際に、海外のレース中にエーデルワイスに出合ったことがあるそうですね。
はい。スイスのツェルマットで、山小屋がある2,000メートル超の地点を走っている時、ふと足元に目を向けると岩と岩の間にエーデルワイスが咲いているのを見かけたんです。「これほど厳しい場所に、こんなに可愛らしい花が咲いているんだ」と、その健気な姿が強く印象に残っています。スイスでは町や村のロゴ、お土産売り場のマグネットなど、いたるところでエーデルワイスのモチーフを目にするので、僕にとってはとても身近で、親しみを感じる植物ですね。
厳しい環境でひたむきに咲く姿は、
山を駆ける上田さんの姿とも重なります。
確かに、山を走る僕にとっても、あの小さな花が持つエネルギーはどこか強いシンパシーを感じるところがありますね。本来エーデルワイスって、ヨーロッパでも標高2,000メートルを超えるような、人にも植物にも厳しすぎる岩場にしか自生しない高山植物なんです。
山の天気は変わりやすく、時には自然の脅威に直面することもあります。でも、激しい雨の翌朝には空気が澄み渡り、雨粒が宝石のようにキラキラと輝く景色を目の当たりにすることがあります。厳しい環境を乗り越えた先にしか存在しない美しさがあるんです。過酷な高山の岩場でしか生きられないエーデルワイスが、土壌も安定しない中でひたむきに根を張っている。その力強さと美しさが表裏一体である姿に、僕自身、深く共鳴するものを感じます。
02_世界を巡るほど深まる、故郷・大町への想い欧州の山々でふとよぎる大町の情景
故郷で生まれた
ブランドへの深い信頼
上田さんの故郷である長野県大町は
ラ・カスタが生まれる場所でもあります。
海外を転戦する中で、
故郷を思い出すことはありますか?
フランスやイタリア、スペインのピレネー山脈などを走っていると、ふと大町の情景と重なる瞬間があります。白い岩肌の色や、頂に雪を抱いた稜線の美しさ。世界の険しくも美しい山々に触れるほど、豊かな水と緑に囲まれて育った自分の原点を感じ、北アルプスの麓に位置する大町という場所の素晴らしさを再認識しています。
ラ・カスタとの出合いも、やはり地元・大町だったのでしょうか。
はい。お正月に帰省した際、家族で「ナチュラル ヒーリング ガーデン」に併設されている直営店に立ち寄ったのがきっかけです。以前から気になっていたブランドだったので、自分のケア用にシャンプーやトリートメント、ヘアオイルを購入しました。大町の清らかな水と植物の力を大切にしているブランドだからこそ、実際に使って変化を実感したとき、その実力に深く納得しました。
今回、普段は一般公開されていない大町の自社農園「ラ・カスタ ナーセリー」を特別に見学されたそうですね。実際に栽培されているエーデルワイスを間近でご覧になって、いかがでしたか?
大町でエーデルワイスが育てられているのを見て、まず純粋に驚きました。ヨーロッパでは標高2,000メートル以上の環境で咲く花が、大町で育つ様子を間近で見て“日本でも育つんだ”という発見がとても新鮮でした。
そして、ここで大切に育てられたエーデルワイスが商品に使われているという事実に、どこかドラマチックなものを感じました。高い山を走るアスリートとして、高山に生きる植物には自然と親近感が湧き、エーデルワイスの存在もとても身近に感じています。
03_心身を整え、次なる一歩を支える植物の力限界まで挑んだ心身を
やさしく調律し、
明日のための
一歩を後押しする植物の息吹
エーデルワイスシリーズの使い心地はいかがでしたか?
実際に使って、すぐに「これは自分に合うな」と感じました。僕は天然パーマでヘアアイロンを使うことも多く、さらに競技中は強い日差しを浴び続けるので髪の乾燥がずっと気になっていたんです。でも、エーデルワイスは洗っている時から髪へのなじみがすごくいい。過酷な環境で過ごす僕にとって、毎日のケアが楽しみになるような、納得のいく使い心地です。
「香り」についての印象を教えてください。
植物そのものの自然な香りがいいですね。甘すぎず、でもしっかりと奥行きがある。うちの娘もすっかり気に入っていて、性別や年齢を問わず愛される香りだと感じます。レース後は泥だらけ、汗だくでシャワーに飛び込みますが、この香りに包まれると、張り詰めていた気持ちがすっと軽くなるんです。
過酷な山岳環境に挑む上田さんにとって、
このシリーズはどんな存在になりそうですか?
結果が思うようにいかなかったときほど、エーデルワイスの香りが気持ちを切り替えるきっかけになる気がします。海外遠征では水質の違いで髪がきしむことも多いのですが、これからは「自分を整えるためのお守り」として必ず持っていくつもりです。過酷な環境を知るエーデルワイスの生命力が、僕の次なる挑戦を支えるパートナーになってくれると確信しています。



